和装前撮りするときの美しい立ち振る舞い③お辞儀の仕方・腕の伸ばし方

結婚式を間近に控えた多くのカップルが取り入れているウェディングフォトの前撮り。特に当日
着る予定のない皆さんは和装で前撮りをするパターンが多いようです。

そんな大注目の和装前撮りですが、白無垢や色打掛といった憧れの花嫁衣裳を美しく着こなすためには、
ウェディングドレスの時とはまた違った立ち居振る舞いが必要です。

そこで、普段なかなか着る機会がない和装での立ち振る舞いについてシリーズでご紹介。美しい和装姿での
ウェディングフォトを前撮りするために、立ち振る舞い方のコツを覚えておきましょう。

和装のときの美しい座り方と歩き方に続いて、美しいお辞儀の仕方と腕の伸ばし方についてのご案内です。

【お辞儀の仕方】

ウェディングドレスと違い和装の場合、かつらが重かったり帯で体が曲がりにくかったりするため、
頭を下げるというより腰を折るイメージ。やや浅めに30度くらい折るのが良いでしょう。さらに、
このとき膝を軽く曲げて体を沈めるようにすることで、より丁寧に見えます。

和装では何かあるたびにお辞儀をしていると時間がかかるうえ、ヘアメイクや着つけが崩れてしまう
恐れもあるので浅めのお辞儀で大丈夫なのです。その分、一度できちんと心をこめたふるまいを。

両手は5本指をそろえて、「吸う・吐く・吸う」の息遣いと同時にその呼吸と同じ速さでお辞儀しましょう。
視線は目だけで床を見るのではなく、体の傾きに合わせて自然と視線を落とします。

【腕の伸ばし方】

前撮りではめったにないかもしれませんが、式や披露宴であれば乾杯や鏡開き、ケーキカットや
食事中など、腕を伸ばすシーンは意外と少なくありません。ところが和装の花嫁さんの袖口から
肘が見えるのは美しくないとされているので、たち振る舞いに気をつけましょう。

袖が長く普段から着なれていない和装では、何か取るときや手を挙げるときは反対の手で袖口を
押さえます。こうすることで袖を汚さないだけでなく、袖口がめくれて腕が丸見えになることなく
上品な所作に。

なお、長い袖は階段や椅子に座ったときなどに床に付きやすいので、常に気を配る必要があります。

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