結婚式を間近に控えた多くのカップルが取り入れているウェディングフォトの前撮り。特に当日
着る予定のない皆さんは和装で前撮りをするパターンが多いようです。
そんな大注目の和装前撮りですが、白無垢や色打掛といった憧れの花嫁衣裳を美しく着こなすためには、
ウェディングドレスの時とはまた違った立ち居振る舞いが必要です。
そこで、普段なかなか着る機会がない和装での立ち振る舞いについてシリーズでご紹介。美しい和装姿での
ウェディングフォトを前撮りするために、立ち振る舞い方のコツを覚えておきましょう。
和装のときの美しいお辞儀の仕方と腕の伸ばし方に続いて、最後は美しい扇子・杯の持ち方についてのご案内です。
【扇子の持ち方】
儀礼用の扇子は、夏の暑い日に使う一般的なあおぐための扇子と違い広げて使うものではありません。
挨拶のときに慎みの意味を込めて自分と相手との間に結界を作ったり、おめでたい席なので末広がりの
意味があります。体の正面のウエスト辺りで持ち、息がかからない程度に体から離すと美しく見えます。
新婦用の扇子は片方にだけ模様が入っているので、それが上になるように持ちましょう。右手で要を持って、
扇子の先を少し下げるように左手を下から添えます。
新郎は扇子の一番端にある親骨の上に親指をまっすぐ乗せて持ちます。
【杯の持ち方】
前撮りで行うことはまずありませんが、本番も和装を着て神前式をする予定のカップルは杯の持ち方にも
気を配ってください。
神前式では必ず「三献の儀(さんこんのぎ)」、いわゆる三々九度の儀式を行いますが、その際に
手にするのが朱塗りの杯。普段使うものではないだけに、何気なく手にして儀式を進めてしまうカップルも
多いかもしれませんが、杯にも本来の持ち方と意味があります。
両手のひらを上に向け、親指を除く4本の指をそろえて杯をささえ、親指は杯のふちに添えます。
神様に献上するお酒を意味しているので、杯より上に指をかけてしまわないように注意しましょう。
本番前に着付けが済んだら腕を上げ下げして、三三九度の所作をシミュレーションしておくのがおすすめです。
横浜のウェディングフォト決定版
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